よこはまスポーツ整形外科フォーラム

よこはまスポーツ整形外科フォーラム
顧問

 よこはまスポーツ整形外科フォーラムは、平成5年、当時、横浜市立港湾病院整形外科部長をされていた高澤晴夫先生をはじめ、鳥山紀衛先生、有馬 亨先生、万納寺毅智先生の4名が発起人になり、この4名の先生方と黒澤 尚先生、岡本連三先生、高尾良英先生、高岸憲二先生、戸山泰介先生、森 雄二郎先生、若野紘一先生、そして私の8名の計12名が幹事となって発足しました。 当時はスポーツ整形外科に携わる先生もいまほどは多くはなく、また一方、全国レベルの学会では十分な討論時間がとれず、それぞれが抱えている疑問や悩みを率直に話し合える機会はあまりありませんでした。そのような中で、当時としては比較的若い先生方が中心となって、規模は大きくなくてもさまざまな意見を気兼ねなく交わせる会を持つべきであろう、という事でこの会は始まりました。
 当初、一番問題になったのは会の名称でした。「よこはま」という名称では、他の地域の先生方は参加されにくいのではないかという意見もありましたが、会の発祥の地、という事でこの名称にしましたし、またひらがなで「よこはま」としたのも、高澤先生のお考えで、「横浜」では陳腐で特徴がなく、むしろひらがなの方が外に向かってのメッセージ性が高いのではないかという事で、いまの名称に決まったのです。その後何度か名称の変更が話題になりましたが、発足時の理念を残すために現在もこの名称は続いています。
第1回は平成5年7月24日(土曜日)でした。演題は一般演題が15題、それに特別講演、さらに当時導入が始まっていたレーザーの実演などがプログラムとして残っています。参加者はちょうど100名でした。
それから今年で14回目を迎えます。その間、発足当時、幹事でおられた先生方も、リタイヤーされ、あるいは転勤で幹事をやめられ、そして故人となられた先生方もおられます。発足の時から残っている者は少なくなってしまいました。しかし、その分、若い先生方がたくさん参加されるようになり、心強い限りです。
現在、整形外科を志望してくる若い先生の中には、スポーツ医学に大変興味を持っている方々が多いと思います。たくさんの先生に参加していただきたいものです。また、この分野は医師だけで問題が解決するものではありませんから、選手が怪我をしてからスポーツ活動へ復帰するまでに関わるすべての職種の人たちにも参加を呼びかける必要があるでしょう。このホームページはそのような意味で、多くの人たちに当研究会の情報を広く知ってもらうために重要な役割を果たすと考えます。

 

   
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