第31回よこはまスポーツ整形外科フォーラム

　この度、2024年6月2日（日）、第31回よこはまスポーツ整形外科フォーラムを、はまぎんホールヴィアマーレ（横浜市西区みなとみらい）におきまして開催させて頂くことになりました。

　本会は1993年に、スポーツに関わる医療関係者が集まり、問題や疑問を共有し、お互いに学び合う場として始まりました。発足して間もない頃には、当時完成したばかりの横浜国際総合競技場（日産スタジアム）内のスポーツ医科学センター会議室で本会を行い、スタジアムのクリニックなどの施設案内も行われたことを記憶しております。現在では、医師、理学療法士、アスレチックトレーナーなど、リハビリテーション関係の先生方が約200名参加する大きな会へ発展しております。

　今回のテーマは、「スポーツに関わる治療の最新の知識を勉強し共有する」です。プログラムを通じて、日々の診療において役に立つ知識を多く共有できることを目指しています。午前のシンポジウムでは、肩関節・膝関節・足関節のエキスパートの先生方による、「スポーツ復帰のための手術手技の工夫と後療法に関わる医療関係者に伝えたいポイント」に焦点を当てます。ランチョンセミナーでは、兵庫医科大学の中山寛先生に「スポーツ復帰を目指す膝周囲骨切り術の適応とそのバリエーション」のご講演を戴き、特別講演では東京女子医科大学の岡崎賢先生に「ACL再建の基礎と最新の知見」をご講演戴きます。アフタヌーンセミナーでは、サッカーのチームドクターとしての経験が豊富な小林洋平先生に、スポーツ選手と再生医療の関わりについてのお話しを戴きます。午後のシンポジウムでは、「アスリートの役に立つエコーの実際　現場からクリニックまで！」というテーマで、スポーツ外傷・障害に対するエコーの活用を、現場で実際に活動して下さっている先生方にお話しして戴きます。

　６月最初の日曜日、一日を通して皆様とスポーツ整形外科に関わる上記のテーマを共に学びたいと考えております。各セッションで皆様のご意見を伺いながら、活発な討論が生まれることを期待しております。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。

　2024年2月吉日